LINE APIをフル活用してアプリ・bot開発を総合的に支援します
LINE APIをフル活用して、LINEサービスを活用した各種アプリの開発・導入・保守運用などを総合的に支援いたします。
LINE APIを活用したアプリ開発でできること
-
LIFFアプリ開発
LIFFアプリとは、LINEが提供するウェブアプリプラットフォーム「LINE Front-end Framework(LIFF)」上で動作する、ウェブアプリケーションです。
LINEのユーザー情報を活用でき、新たに会員登録やログインを必要としない形で、予約・購入・決済などの各種機能を提供できます。 -
LINEミニアプリ開発
LINEミニアプリとは、LIFFアプリの中でも、LINEによる審査および認定を通過したもののことを指します。LIFFアプリが一般ブラウザ上でも動作するのに対し、LINEミニアプリはスマートフォン版LINEのみの動作となっています。
その代わり、LINEアプリのホームタブや、LINEアプリが提供する検索機能に表示されるようになるほか、サービスメッセージの送信が可能になるなど、通常のLIFFアプリにはない機能が付加されています。 -
LINEチャットボット開発
LINEチャットボット(Messaging API)は、自社で用意したLINE公式アカウントで、LINEユーザーとコミュニケーションをとるためのAPIです。
Messaging APIを利用することで、LINEのトークルーム内で自社の用意したサービスを提供できます。
上記は、LINE APIをフル活用して実現できる機能の一部です。このほかにも、マッチングサイト、アンケート、既存サービスとのID連携、予約・注文機能、ポイント機能、リッチメニューの切り替えなどが可能です。
それぞれの機能の詳細は後述しますので、そちらもご覧ください。
LINE APIを活用したアプリ開発のメリット
-
ダウンロードや会員登録が不要
LINEアプリ(LIFFアプリ・LINEミニアプリ)は、LINEユーザーであればダウンロード不要で利用できるため、潜在顧客がダウンロードの煩わしさを理由に離脱するリスクを回避できます。
-
アプリへの流入増加が見込める
国内約66%が利用するLINEのプラットフォームを活用することにより、安定した流入が期待できます。またエンドユーザー視点では、リッチなUIが利用可能、安心安全なアプリ(LINEミニアプリ)が利用可能、といったメリットがあるほか、デフォルトのシェアボタンによりユーザー間でのシェア促進効果が期待できます。
-
プロフィール情報が取得可能
LINEアプリでは、LINEユーザーを区別するためのユーザーIDや、ユーザーが登録している任意の表示名などのプロフィール情報を取得することが可能です。IDトークンやアクセストークンを利用すれば、LINEアプリからLINEユーザーのプロフィール情報を安全に取得できます。
-
iOS/Androidの個別開発が不要
LINE APIを活用したアプリ開発では、iOS用、Android OS用といったデバイスごとの個別開発が不要になるため、一般的な企業アプリ開発の半分ほどのリソースで開発・保守が可能です。
-
必要機能を効率的に実装できる
LINE APIを活用したアプリ開発では、要件に応じた必要機能を効率的に実装できます。たとえばLINE Payを導入すれば、会員登録やログインの手間を省くことで決済のハードルを下げられるため、決済時の離脱防止につながります。
LINE APIを活用するユースケース
それらによって解決できる企業課題をそれぞれ解説します。
LINE APIを活用して実現できる機能
-
Messaging API
(チャットボット開発)Messaging APIは、自社で用意したLINE公式アカウントで、LINEユーザーとコミュニケーションするためのAPIです。
Messaging APIを利用することで、エンドユーザーは使い慣れたLINEのトークルームでサービスを利用することができ、サービス提供者はレスポンス率の向上・細やかなサービス提供・送信対象を絞った効率的なメッセージ配信などを実現することができます。 -
LINEログイン
LINEログインは、ウェブアプリやネイティブアプリに、LINEアカウントを利用したソーシャルログインを導入する機能です。
LINEログインを利用することで、エンドユーザーは新たなIDやパスワードを覚えることなくアプリに簡便にログインでき、サービス提供者は認証情報の管理や認証機能をLINEログインに任せて安全なログインプロセスを構築できたり、ID連携によりLINEの登録情報を有効利用できたり、LINE公式アカウントとの連携により効率的なアフターフォローができたりといったメリットを得られます。 -
CLOVA OCR
(文字認識)CLOVA OCRは、帳票や画像に記載された文字や文章を、テキストデータへ変換するサービスです。
CLOVA OCRを利用することで、エンドユーザーは本人確認書類の画像をアップロードするだけで本人確認手続きが完了するなどの利便性が得られ、サービス提供者はエンドユーザーのスムーズな導入を促進できます。そのほか、日々の経費精算・経費申請といったプロセスの効率化にも役立ちます。 -
CLOVA Chatbot
CLOVA Chatbotは、自然言語処理(NLP)、機械学習、テキストマイニングといったAI技術を利用したチャットボットです。
CLOVA Chatbot Custom APIを利用することで、エンドユーザーはLINEやウェブ上の普段使い慣れているツールから、24時間365日サービス利用や問い合わせがしやすくなります。またサービス提供者は、一次対応をFAQ(よくある問い合わせ)を実装したCLOVA Chatbotに任せることができます。LINE Pay決済と連携して、CLOVA Chatbot上でLINE Pay決済を活用することも可能です。 -
LINE Pay
(決済機能)LINE Payは、LINEユーザーが加盟店で利用できる決済サービスです。
LINE Payを利用すれば、エンドユーザーはスマホひとつでスムーズな買い物ができるようになり、サービス提供者は決済時のユーザー離脱を軽減することができます。さらに、LINE Pay決済時にサービス提供者の用意したLINE公式アカウントの友達追加を促すことで、特別な操作を必要とせずに決済後のフォローが可能になります。 -
LINE Social Plugins
(ソーシャルボタン・通知機能)LINE Social Pluginsは、自社サービスに「LINEで送る」「友だち追加」「いいね」ボタンを追加できるサービスです。
LINE Social Pluginsを利用することで、エンドユーザーは気に入ったサービスや店舗のLINE公式アカウントをすぐに友達追加できるほか、シェアしたいコンテンツを手軽に共有することができます。サービス提供者は、各ボタンをエンドユーザーが利用することによって、より多くのターゲット顧客にメッセージが届くことを期待できます。
LINE API活用のユースケース
-
店舗の予約
LINEアプリ(LIFFアプリ)を利用して、ヘアサロンや飲食店の予約システムを構築することができます。LINEアプリで予約したユーザーは、予約時間のリマインド通知などによって、来店忘れを未然に防げるといったメリットが得られます。
サービス提供者は、条件を満たせば、LINEアプリで取得したユーザーIDをもとに、販売促進などのプッシュメッセージを送信することもできます。 -
テーブルオーダー
LINEアプリで、飲食店におけるテーブルオーダー(商品注文から決済まで)を完結することも可能です。
居酒屋のように最後に一括で決済する場合と、フードコートのように都度決済する場合の、どちらにも対応できます。 -
会員証の発行
LINEアプリを使って、自社サービスの会員証をLINE上で提供することもできます。新たに会員証を発行したい場合や、オンラインショッピングサイトで会員証を発行したい場合だけでなく、スーパー、ドラッグストア、アパレルなどのオフライン店舗で会員証を提供している企業が、紙の会員証からオンライン会員証に移行する際にも利用できます。
オンライン会員証の発行は、紙の会員証だけでは実現の難しい、ユーザーとのコミュニケーションチャネル確立に役立ちます。 -
自治体での活用
LINEアプリを使えば、自治体からの情報発信や住民による情報収集も効率的になります。
たとえば「セグメント配信」を利用すれば、事前に住民が登録した受け取りたい情報のみを通知することができ、関心のない情報によって重要な情報が埋もれてしまうといったケースを防ぐことができます。
発信が効率化できるだけでなく、自治体は既存のメールマガジン配信業務フローなどを維持したまま、住民ごとにマッチする情報を提供できるようになります。 -
AIアシスタントによる電話対応の自動化
音声応対AIサービスであるLINE AiCallを使えば、コンタクトセンターの問い合わせ対応や店舗の予約管理業務を自動化・省力化できます。
365日24時間電話応対が可能なため、時間帯によって電話がつながらないといった問題の解消につながります。また、汎用的な対応にはAIアシスタントを用い、複雑な対応が必要な場合にはスタッフに電話をつなぐ、といった形で役割を明確に分けることで、最小限の人員で最大限の効果が期待できます。 -
小売事業者のDX推進
LINEアプリの活用は、小売事業者のDX推進にもつながります。従来は、店舗へ訪れた際の顧客体験が中心となっていましたが、LINEアプリを使えば来店前から来店後までシームレスなサービスを提供できるようになります。
顧客は、会員登録や決済情報の登録といった煩雑な手続きから解放されるとともに、レジでの混雑などを割けることも可能です。サービス提供者は、顧客との密接なコミュニケーションにより、より幅広い層への集客効果および顧客定着効果を期待できます。
LINE APIをフル活用したアプリ開発で企業課題を解決します
-
アプリ開発・保守にかかるコストの抑制
LINE APIを活用したアプリ開発では、iOS用やAndroid OS用といった形でデバイスごとの開発にかかる手間が省略できるため、開発・保守にかかるコストが抑制できます。
-
アプリ利用促進にかかるコストの抑制
LINE APIを活用したアプリ開発では、シェア機能や通知機能を活用できることにより、アプリ利用促進にかかるコストを抑制できます。
-
潜在顧客の離脱を防止する
LINE APIを活用したアプリ開発では、LINEログイン機能の利用により、会員登録やダウンロードの手間を原因とする潜在顧客の離脱を防止できます。
-
大規模市場へリーチすることによる流入増
一般的なアプリ開発では、企業アプリをリリースしても利用されなかったり、そもそも他のアプリに埋もれて発見されなかったりというリスクがありますが、LINEアプリ開発では、国内8500万人のユーザーを抱える大規模市場へリーチすることにより、アプリ利用者の獲得が見込めます。
-
活用しやすいユーザー行動データの蓄積
予約・注文・決済・会員証提示といったサービスを、LINE APIを活用したアプリ上で完結させることで、詳細なユーザー行動データの把握が可能になり、サービス向上はもちろん、マーケティング施策の改善にも寄与します。
これまでに弊社が蓄積した知見・技術をもとに、LINE APIをフル活用して、お客様に寄り添ったご提案をさせていただきます。LINE APIを活用したアプリ開発にご興味のある方は、問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。